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子育ての悩みがなくならないのは、頑張り方のせいかもしれない

子育ての悩みがなかなか消えないとき、解決策より先に見直すべきことがある。反抗・引きこもりにも通じる、親子関係がするっとほどける考え方。

Original Article

キャシ天野さんの承諾をいただき、ブログ記事をLoveDecode流に再編集して掲載しています。オリジナル記事も合わせてご参照ください。

オリジナル記事:子育ての問題がなくなるんですよ。。。

「うちの子、言うことを全然聞かなくて」「どうすれば伝わるんだろう」——子育てのことを話題にすると、本当によくそういう声が出てくるの。一生懸命向き合ってきたんでしょ。でも正直に言うと、その悩みの多くは、解決策を変える前に、もっと根本的なところを見直すだけで、するっとほどけていくことが多いのよ。

子供には、子供の「正しさ」がある

はっきり言うけど、親御さんのほとんどは、自分が正しいと思ってることを、子供に「これが正しい」として押し付けてるの。それ、自覚ある?

こういう進路でないとダメ、こういう生き方をしないとうまくいかない、これができないのはおかしい——たしかに、その言葉は親御さん自身の経験から出てきてるのよ。本当に心配だから、なのもわかる。でもそれって、結局「私はこう信じている」話でしょ。世界の真実じゃないの。

子供には子供の価値観があって、時には失敗しながら、その道を通らなければならない理由だってある。言葉では説明できなくても。そこに親が「正しさ」をぶつければぶつけるほど、子供の中に抵抗が生まれていくの。その抵抗こそが問題に見えてる、なんてことが、ものすごく多い。

じゃあ意見を言っちゃいけないの? そんなことはないわ。ただ言い方の問題。「私はこう思っている」「こういう経験をしてきたから、こう感じている」——これは伝えていい。でも「これが正しい、これしかない、こうに決まってる」はNG。その一言で、子供は自分の感覚を信じられなくなっていくから。混乱したまま、親に合わせようとして、合わせきれない自分を責める——そういう葛藤の中に生きるようになっていくのよ。思い当たる節、あったりしない?

「私のせいだ」が、一番こじらせる

これね、特に真面目な親御さんに多いんだけど——「この子の問題は、私の育て方が悪かったから」と思い込んでる人。

一見、謙虚で反省的に見えるでしょ。でもこれが実は、けっこう厄介なの(笑)

罪悪感から関わると、子供は愛されている感覚を受け取れない。表面上は優しくしてもらっているのに、なぜかしんどい——子供はそう感じるようになっていく。さらに、親が問題を全部引き受けようとすればするほど、子供は自分の力で動く理由を失って、ますます動けなくなっていくの。変な甘えが生まれて、それを愛情と思ってしまうけれど、子供の方はますます不安定になる。

本当の意味で子供を信頼するって、こういう姿勢のことよ。「これはあなたの人生。あなたが考えて、あなたが進んでいくの。私はできることはするけれど、最後はあなた自身の話だからね」——これが、実は深い深い愛情なの。

摂食障害や引きこもりの背景に、こういった親子関係のパターンがあることも少なくない。そこをほどいていくと、さまざまな問題が一気に変わり始めることもある。子供の側に、ちゃんと力が出てくるから。

うまくいかせようとするから、こじれる

「うまくいかせなきゃ」、その気持ちそのものが、問題をこじらせてることがある。

子供が自分でやれることは、本人にやらせる。失敗しても見守る。達成感を少しずつ積み重ねさせる。小さな子でも同じで、「ここは手伝うよ。でも、どうしたらいいと思う?」——自分で考える経験を積み重ねることが、長い目で見て、子供の一番の力になっていくの。特に男の子は、こういう積み重ねがないと自尊心が育ちにくい、というのはよく言われることよね。

親がこうじゃないといけない、こうならないと怖い、と抱えたまま子供に関わり続けても、お互いしんどいだけ。自分の中にある信じ込みに気づいて、「これは私の価値観。あなたはどう生きたい?」と渡せるようになったとき——子供って、ほんとうにさっと変わっていくものなのよ。

うまくいかせようとするから、こじれる。その一言につきるわ。


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