喧嘩ばかりになる関係——「誰が悪いか」にこだわる人の心の仕組み
「あなたが悪い」「私は悪くない」——喧嘩ばかりになる関係には、罪悪感からくる心のこだわりが隠れてるの。そのクセに気づくだけで、関係の空気はがらりと変わるものよ。
Original Article
キャシ天野さんの承諾をいただき、ブログ記事をLoveDecode流に再編集して掲載しています。オリジナル記事も合わせてご参照ください。
オリジナル記事:誰が悪いのか,という喧嘩ばかりの関係性を作る人
「あなたが悪い」「いや、私は悪くない」——そんなやり取りが繰り返される関係、思い当たる人、いるんじゃないかしら。
「悪いのは誰か」という思考が染みついてしまうと
幼い頃から、誰かが悪い・悪くないという判断のなかで育ってきた人がいるの。優しさよりも正しさが優先される空気のなかで、気づかないうちにある種の「こだわり」が心に根付いていく。
それが「自分は悪くない、悪いはずがない」という感覚よ。
聞こえはまともなんだけど、その裏には「もしかして自分が悪いのかもしれない」という罪悪感が、ちゃんと隠れているの。だから余計に苛立つし、余計に憤る。「悪いのはあなただ」と言い張ることで、自分のなかの罪悪感をかき消そうとしてるわけ。
そういうことが続くと、関係性がどんどん緊張したものになっていく。相手も防衛する、こちらも防衛する、気づいたら喧嘩ばかり——という流れ、できあがりね。
「誰かを責める」ことで紛らわしてるものの正体
でもね、よく聞いてみると、その正体はたいてい「自分が嫌われるのが怖い」とか「また自分のせいにされるんじゃないかって先に身構えてる」とか、その程度の話なの。
それ自体は、そんなに珍しいことでもないし、あなたが特別ひどい人間だということでもない。ただ、そのこだわりを手放さないかぎり、どんな相手と組み合わさっても同じ空気が生まれやすくなる。
おもしろいのはね、「誰かを責めてしまう自分が嫌だ」って思ってる人ほど、その思いそのものに、いちばんこだわってたりするの。これがあるからうまくいかない、って。自分で自分を罰してるみたいで、ちょっと笑えるでしょ(笑)
関係が穏やかになっていくのは、そこを整理してから
こういう心のクセって、本人にはなかなか見えないのよね。だって当たり前の感覚として染みついてるから。でも、いったん「あ、私はこういう思い込みを持ってたんだ」って気づくと、関係性の空気ってびっくりするくらい変わってくるの。
わっはっは、って笑えるような、ゆるくて楽しい関係が普通になっていく。喧嘩がゼロになるわけじゃないけど、ちゃんと話し合える関係になっていく。
誰が悪いか、なんてことより、ふたりで前に進める関係のほうが、よっぽど気持ちいいでしょ。