「悪いお母さん」なんかじゃない――子育てに罪悪感はいらない
子育て中、できない自分を責めてばかりいない? 子どもにきつく当たってしまうのは、罪悪感のせいかもしれない。「できないもーん」と割り切る強さが、お母さんにも子どもにも必要な理由。
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キャシ天野さんの承諾をいただき、ブログ記事をLoveDecode流に再編集して掲載しています。オリジナル記事も合わせてご参照ください。
オリジナル記事:子育て、めり、はり。暗くならなくてよいからねー
お母さんたち、よく聞いてね。
外では子どもと元気いっぱい遊べるのに、家に帰ったとたん疲れ果てて、もう何もできない。そのことに対して「子どもに悪いな」って、ずっと罪悪感を抱えてる。そういうお母さん、けっこういるのよね。
でも、ちょっと待って。お子さんにきつく当たってしまうとき、怒鳴り声が出てしまうとき、その正体はたいてい「やってあげたいのにできない」という、自分自身への罪悪感なの。「なんでわからないの」「こんなに疲れてるのよ」って言葉が出てくるのは、あなたが悪いお母さんだからじゃない。やらなきゃ、でもできない、悪いな、でもしんどい――そういう気持ちがぐるぐると重なって、行き場をなくして、言葉になって出てきてしまうの。
できないことは「できないもーん」でいい
子育てって、人と比べるものじゃないのよ。誰かの正解に自分を当てはめようとするから、しんどくなる。
大切なのは、「自分はここまではできる、でもこれはできない」って、自分なりの線引きをはっきり持つこと。家では遊べない日がある、それでいい。遊べるときにめいっぱい遊ぶ、それでいい。できないことを「できないもーん」って明るく受け入れる強さが、お母さん自身には必要なの。
それがないと、遊んでいても「こんなんじゃ足りない」「本当はもっとやらなきゃ」って気持ちが漏れ出てしまうでしょ。子どもって敏感だから、そういうお母さんの引っかかりをちゃんと感じ取る。そして「自分がいると、お母さんが大変そう」「自分の要求は悪いことなんだ」って、じわじわと身に着けてしまうのよ。
それはね、将来、その子がのびのびと力を発揮していくことを、静かに邪魔していくものなの。わたし、そういうケースをずっと見てきたから。
「私のせい」をやめると、子どもも軽くなる
子育ての基本はね、「私は私で幸せでいる」ということよ。
要求がすれ違うことだって、ぶつかることだって、ある。でもそのたびに、どちらかが暗く沈まなくていい。悪いなって気持ちで接し続けると、子どもはその重さをずっと一緒に背負うことになる。子どもが背負っている事情は、子どもが背負っていくもの。お母さんが自分の問題と混ぜてしまわないように、ちゃんと分けて受け止めてあげることが必要なの。
「私がだめだから」「私のせいで」という育て方は、実は代々、受け継がれていくのよ。そうやって育った子どもは、自分もやがて「自分のせいで人がこうなる」という感覚を関係性に持ち込んでいく。罪悪感なく人と関われるようになると、イライラも、怒鳴り声も、ずいぶん減っていくものよ。
問題ばかりに目を向けずに、楽しく暮らす工夫をしていく。できることはしっかりやって、できないことはできないと割り切る。そうやっていけば、子どもは必ず、明るく育っていくの。