子供がうるさくてイライラ、「うるさい!」と言ってしまうお母さんへ
子供に「うるさい!」と言っては後悔するループ、あなただけじゃないわよ。そのイライラの意外な理由と、繰り返しを手放すためのヒント。
Original Article
キャシ天野さんの承諾をいただき、ブログ記事をLoveDecode流に再編集して掲載しています。オリジナル記事も合わせてご参照ください。
オリジナル記事:話しかけてくる子供にイライラ
3歳くらいの子どもって、本当によくしゃべるわね。一日中話しかけてきて、「うるさい!」と言っては後悔して、また言ってしまって、また謝って……そのループ、しんどいわよね。まず深呼吸して聞いてちょうだい。
そのイライラの正体、子どもへの怒りじゃないかもしれない
子どもにイライラしてしまうお母さんに共通していることがあってね。「うるさくすること=いけないこと」という思い込みを、知らず知らず強く持っていることが多いの。
誰しも幼い頃に、うるさくしたら怒られた経験はあるものよ。そこで「うるさい=怒られる、いけないことだ」という学びが強く刻まれると、子どもがうるさくするたびに、その怖さとイライラが一緒に湧き上がってくる。子どもに向けているイライラの正体が、案外、自分の中の古い記憶に触れているだけ――そういうことって、よくあるのよ。
だからね、まず。「ああ、自分も昔、話しかけて怒られたことがあったんだな。怖かったんだな」って、自分をそっと受け止めてあげてほしい。
「うるさくしてもいい」という感覚を、自分の中に育てる
こういうイライラと向き合うとき、大事なのはひとつ。「うるさくしても、まあまあ優しく受け止めてもらえる」っていう感覚を、自分の中に育てていくこと。
頭では「怒っちゃいけない」ってわかってる。でも感情は、そう簡単には言うことを聞かないでしょ? だからこそ、思い込みのほうを少しずつ和らげていく必要があるの。「うるさい=悪いこと」から、「うるさいのは当たり前。さて、どうやって協力してもらおうかな」へ、発想を変えていく。
イライラがわーっと出てきたときは、「今、この感情はどこから来てるんだろう?」とちょっと観察してみて。「今嫌がってるのは子どもへの怒りじゃなくて、昔の記憶なんだな」って気づくだけで、不思議と感情の激しさが落ち着いてくることがあるのよ。
それから、「自信のない子に育ったらどうしよう」と心配になることもあるかもしれないけれど、子どもってお母さんが完璧かどうかより、お母さんが自分のことを大切にしているかどうかを、ちゃんと感じ取るものなの。自分のイライラと向き合おうとしているそのこと自体が、もう子どものためになってると思っていいのよ。
お母さんが「不完全」でいい、その理由
一つ覚えておいてほしいのはね、うるさい子どもって、大人になってもうるさいままな人って、意外と少ないものよ(笑)おしゃべりが多い子は、先生になったり人と関わる仕事についたり、さんまさんみたいに大きな才能につながっていくことだってあるくらい。おしゃべりは、個性なのよ。
子育ては、何よりも「自分が不完全である」ことを学ぶ場。それでいいし、そうやって親子ともに成長していくものよ。
「うるさい!」と言ってしまっても、それは悪いお母さんだってことじゃない。疲れてる、それだけのことよ。
だから、今日のところは「お疲れ様、私」って言ってあげてちょうだい。たまには「うるさーい」と言ってしまっても、「ここでは静かにしようね」とその場で対応できれば、それで十分。おかあちゃんたるもの、ちょっとくらい動じない穏やかさと、ちょっとくらいの図太さも、あっていいのよ。
大変な時期だけれど、今しかない喜びも、ちゃんとそこにあるから。