「両親に愛されなかった」と感じているあなたへ
「両親に愛されなかった」という傷は、あなたの価値とは無関係よ。頭じゃなく心がほんとうに理解したとき、人との関わり方がきっと変わりはじめる。
Original Article
キャシ天野さんの承諾をいただき、ブログ記事をLoveDecode流に再編集して掲載しています。オリジナル記事も合わせてご参照ください。
オリジナル記事:真の癒し 両親のこと
最近、ある人と話していたら、こんな話題になったの。「両親のことを正しく理解できると、気持ちが楽になる気がする」って。
あながち、それは間違いじゃないわね。でも、ただ理解すれば癒される、というほど単純な話でもないの。問題は、その先にあるから。
愛されなかった心が作り出すパターン
仮に、両親から十分に愛されないまま育った、としましょう。そういうケース、珍しくないのよ。
そういう人たちはね、愛情や理解を他人に求めすぎてしまう傾向があるの。自然にそこにある愛情を素直に受け取れなくて、「これもしてくれない、あれも足りない」「こんなにわたしは不幸なのに」って、自分で自分を傷つけてしまう。
傷ついた心が、何度も同じパターンを繰り返して、何かを得ようとすることで癒されようとするからよ。だから本人も気づかないうちに、同じ場所をぐるぐるとまわり続けてしまうの。
両親ができなかっただけ。あなたのせいじゃない
はっきり言うわね。
たとえ両親があなたを愛していなかったとしても。頭ではわかっているのに心が追いつかなくて、「自分だけ大切にされていない」という感覚から抜け出せなくても。
それはね――両親がそうできなかっただけ、なの。
あなたの価値が低かったから、じゃない。あなたに何か問題があったから、でもない。
子どもを愛せない、あるいは傷つけてしまう親というのは、その人たち自身がそういう状態にあった、ということ。ただ、それだけのことなの。
これ、頭でわかっても意味がないのよ。心がほんとうに理解する必要があるの。そこが大事なところね。
あなたがここにいること、それが揺るがない事実
生まれてきたこと、現に世界に足をつけて生きていること――それは両親の考え方や態度とは、何の関係もないの。どんな親のもとに生まれていようと、どれほど深く傷ついていようと、あなたがここにいるという事実は変わらない。そしてその事実そのものが、あなたの価値よ。
これを心の底から理解したとき、何かが変わりはじめるわ。人の言葉にいちいち反応して傷つくパターンが、少しずつほどけていく。本当の愛とか、人との深いつながりとか、そういうものがようやく見えてくるの。
頭でわかることと、心が理解すること――その違いって、ものすごく大きいのよ。