「女性だから認められない」と諦める前に──職場で自然体のまま成功する方法
「女性だから認められない」「まだ経験が浅いから仕方ない」──その言い訳、もしかしたら自分で作り出しているだけかも。思い込みのしくみを知ると、職場での景色がガラッと変わるのよ。
Original Article
キャシ天野さんの承諾をいただき、ブログ記事をLoveDecode流に再編集して掲載しています。オリジナル記事も合わせてご参照ください。
オリジナル記事:社会を変えなくても自分が成功をする方法
男性が多い職場にいて、いくら頑張っても評価されないと感じている。そういう女性、少なくないと思う。「どうせ女性だから」「まだ経験が浅いから」──そんなふうに思い込んで、自分にブレーキをかけていること、気づいてる?
はっきり言うけれど、その諦め、自分で作り出しているの。
思い込みは、現実をそのままかたちにしてしまう
人はその思いによって現実を作っている、という話、聞いたことがあるかもしれない。それは事実なのだけれど、みなさんが思っているよりもずっとずっと、そのことって当てはまっているのよ。
こんな話がある。男性ばかりの職場で、30代でキャリア3年の女性が、40代以上のベテラン男性陣を相手に交渉や対話をしていかなければならない状況にいた。「頑張っても女性だから認められない」とずっと思い込んでいたのが、あるとき「それって言い訳なんじゃないか」と気づいた。
その女性、ちょうど同じ時期に、準備に数年かかるといわれる資格試験を、働きながら子育てをしながら、約半年で合格したの。進めない週もあれば、一歩も動けない日が続くこともあった。それでも最終的には辿り着いた。思い込みを手放していくと、そういうことが起きてくるものなの。
女性でいろんな方面で成功している人は、世の中にたくさんいる。若くても経験が浅くても、しかり。「女性だからどうせダメ」という思いが現実をそのまま映しているようでいて、実は自分でその現実を作り出しているだけかもしれない。まずそこに気づいてほしいのよ。
「前向きに考えよう」では、長続きしない
だからといって、「ポジティブに考えよう」「絶対うまくいく」と頑張ればいいかといえば、そう単純でもない。
無理に良い考え方をしようとするやり方は、体力がある人、体力がある時期にしか機能しないの。それに、うまくいかなかったときのがっかり感が半端じゃない。諦めたときよりもダメージが大きくなることさえある。
「みんなが私を好きだ」と信じ込もうとしたり、「容姿があるから大丈夫」「学歴があるから」と何かにすがりついたりするのも同じ。それが崩れた瞬間に、全部崩れる。そういう自信の持ち方は、本当の意味での自信とは全然違うものよ。
無理をしない。でも自分を見くびらない。そのバランス、最初は難しく感じるかもしれないけれど、やり方があるのよ。
感情が動いたとき、「ファイルが開いた」と観察するだけでいい
脳の中に、こんなファイルがあると思ってほしいのね。「自分は尊重されない」「女性だからこうなんだ」「若いから引っ込んでいないと」──そういう思い込みが、ひとつのファイルになって保存されている。
職場でイヤな場面を見たとき、うまくいかないことがあったとき、そのファイルがパッと開く。感情がざわつく。そのざわつきを「これが現実だ」と受け取ってしまうから、萎縮する。引っ込む。判断がにごる。
大事なのは、ファイルが開いたことに気づくこと。「あ、また開いた」と観察するだけでいい。その感覚に乗っ取られて、行動まで委ねてしまわなければいい。
「意見を言ったら出すぎだと思われる」「まだ若いのにしゃしゃり出てはいけない」──女性であることと、経験が浅いことへの遠慮、この関係のない二つが頭のなかで変にくっついてしまっている人、多いわよ。だから意見を言おうとするたびにブレーキがかかる。でもそれ、ただのファイルが開いているだけ。
「あ、またファイルが開いてる。でも、普通に仕事をしていこう」と自分に言い聞かせながら続けていく。それができるようになると、周りからの見られ方が変わってくる。自信があるから変わるんじゃなくて、ファイルに乗っ取られなくなることで、自然体でいられるようになるから。
社会を変えなくても、環境を変えなくても、自分の内側の動きに気づいていくだけで、今いる場所でちゃんと道が開かれていく。まずはそこから。