妄想とイメージングはどこがちがう?願いが叶わない人が見落としていること
妄想とイメージング、似ているようで根っこはまるで逆。いつまでも叶わない夢を抱き続けているなら、それは”恐れ”から逃げているサインかもしれないわよ。感情の使い方、見直してみて。
Original Article
キャシ天野さんの承諾をいただき、ブログ記事をLoveDecode流に再編集して掲載しています。オリジナル記事も合わせてご参照ください。
オリジナル記事:妄想とイメージング
よく聞かれるの。「感情を感じることと、妄想ってどこがちがうの?」って。
妄想は「恐れ」が動機、イメージングは「喜び」が動機
一言でいってしまえば、こういうこと。
妄想の動機は「恐れ」。イメージングの動機は「喜び」。
「え、同じじゃないの?どっちも未来を想像してるんでしょ?」——そう思ってるでしょ。ちがうのよ、ぜんぜん。
たとえばね、「素敵な人と出会えたらいいな」って思うとき。純粋にそれが楽しみで、ふわっとした期待感があるなら、それがイメージング。でも根っこに「出会えないと不安で仕方ない、出会いがあればこの焦りが消えるはず」って気持ちがあるなら、それは妄想なの。
見た目は似ているようで、根っこがまったく逆。だから結果も逆になる。
イメージングは現実を自然に動かしていく。でも妄想は「なぜかいつまでも叶わない」状態を作り出してしまう。すぐに叶っていかないもの、見当違いなものばかり引き寄せてしまうとしたら、たいていそれは妄想よ。
「未来に逃げる」のが妄想のいちばんの特徴
妄想って、今から逃げるために使われていることがほとんどよ。
「今は苦しいけど、いつかきっとこうなるはず」「あの人さえいてくれれば、きっと変われる」——こういうことをずっと考えてるとしたら、ちょっと立ち止まって。今、何かを直視するのが怖くない?
今の自分が満たされていないこと、今の関係がうまくいっていないこと——それを見つめるのが怖いから、未来に目を向けることで安心しようとしている。それが未来依存ってやつね。
おもしろいことに、未来のことをあれこれ考えているわりに、現実がぜんぜん動かないの。なぜかわかる? その人の本当の動機が「未来を築くこと」じゃなくて、「今のこわさから逃げること」だから。逃げることが目的になっていると、現実が変わってしまうと困るのよ。
だから、妄想では現実は動かない。意識の上では「良い未来を望んでいる」と思っていても、潜在意識レベルでは「恐れ」が動機になっている——そういう仕組みがあるの。
しがみつきを手放したとき、縁はついてくる
妄想をしている人は、その幻想を手放せないのよ。「これがないとダメだ」「この人と知り合えなきゃ意味がない」みたいに、こだわりが強すぎる。手放したら空っぽになりそうで、こわいから。
でも本当に喜びから来ているイメージングって、わりとあっさりしてるのよ。「できたらいいな」くらいの、軽い感じ。だから「まあ、これはこれとして、別のことも楽しもう」って自然に手が伸びていける。その余裕が、縁や流れを引き寄せていくの。
たとえばね、怖い顔をしている親を前に「いい子にしていれば、きっといいことが起きるはず」と思い込んでいた——そういう経験を持っている人は、大人になってからも同じパターンで物事を考えがちよ。何かこわいと感じると、未来への幻想で補おうとしてしまう。
でもその誤解に気づいたとき、変化が起きる。怖い顔をされることと、愛情をもらえないことは別の話だってわかりはじめる。そうすると、「大好き」って気持ちが素直に出てきやすくなる。誰かへの自然な好意が、ちゃんと表現できるようになってくる。
そうなるとね、おもしろいことが起きるの。道で素敵な人とすれ違う機会が増えた、なんてことが自然に起きてきたりする。特別な努力をしているわけじゃなくて、恐れが緩んで、自然体に近づいているだけ。ただそれだけのことよ。
何か問題が起きたとき、そちらに引きずられるんじゃなくて、「まあいいか、これはこれとして」と割り切って、別のことにも目を向けられる。そのくらいの余裕を持てたら、縁ってちゃんと生まれてくるものなの。
のんびり、あっけらかんと。それだけで、案外うまくいくものよ。