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子どもが怒りを爆発させる本当の理由――「感情の訓練」という話

突然キレる子、実はほかの感情をうまく出せないでいるだけかもしれないのよ。怒りの裏側に何があるか、一緒に見ていきましょう。

Original Article

キャシ天野さんの承諾をいただき、ブログ記事をLoveDecode流に再編集して掲載しています。オリジナル記事も合わせてご参照ください。

オリジナル記事:怒りを爆発させる息子が心配、というご相談

普段はにこにこしていて先生にも褒められるくらいなのに、突然スイッチが入ったみたいに怒鳴りだす。そういうお子さん、実は珍しくないわ。

怒りが大きく出るのには、ちゃんと理由があるのよ

ある感情がとびきり大きく出やすい人って、別の感情をうまく表現できないでいるうちに、その感情だけが膨らんでいくように「訓練」されてきた、ということがあるの。

怒り以外の感情――「なんか嫌だな」「悲しいな」「ちょっとおかしくない?」みたいな、小さくて繊細な気持ちを言葉にする練習ができていないと、気づいたときには全部、怒りとして出てしまうわけ。怒りって、わかりやすくて即効性があるでしょ。だからどんな感情も最終的に怒りに変換されるような癖がついてしまう。

そして、それは周りの大人が同じようにしていると、自然と身についていくものよ。怒鳴り声の絶えない環境で育つと、「感情が上がったら怒る」ということが、呼吸と同じくらい当たり前になってしまうの。これが訓練づけ、ということね。

「なんで怒ったの」より「何が嫌だったの」

「違う遊びをしたいって言ってるでしょ!」って怒鳴ったとき、その子の中に本当は何があったと思う?

「自分の気持ちを無視された」「こうしたかったのにできない」「悲しい」――そういう柔らかい感情が、ちゃんとあったはずよ。ただ、それを言葉にする練習ができていないから、出口が怒りになってしまっただけ。

だからそういう場面に出くわしたとき、大人がすることは「なんでそんなに怒ったの!」と叱ることじゃないのよ。「何がそんなに嫌だったの?」と聞いてあげること。何が嫌だったのかを一緒に探って、次はどうする? という別の選択肢を見せてあげること。それだけで、ずいぶん変わるわ。

それと、普段にこにこしているのに突然爆発する、という子は、嫌なことを日頃から飲み込みすぎている可能性もある。そこはちょっと気にかけてあげてね。

これ、あなた自身の話でもあるのよ

「自分も感情をコントロールできないことがある」と気にしているあなた、聞いてる?

はっきり言うけど、そこを責めすぎなくていいの。あなたも同じように、怒り以外の感情を出しにくい環境の中で、そうなるように育ってきたのかもしれないんだから。

怒ってしまった自分を「またやってしまった」と罰するより、「本当は何が嫌だったんだろう」「何が悲しかったんだろう」と、怒りの下にある感情に気づいてあげることの方が、ずっと大事よ。怒っていていいの。ただ、その奥に何があるかに、少しだけ目を向けてみてほしいのよ。

それとね、子どもに対して「完璧な親でなきゃ」って思いすぎなくていいの。「お母さんも怒鳴っちゃうことがあるけど、本当はよくないと思ってる。一緒にうまくやっていこうよ」って素直に話してしまった方が、子どもは伸びるのよ。できないことを子どもにさせようとするより、できていないことをお互いに認め合う方が、よっぽど家の中が楽になるんだから。

感情って、生まれつき固定されてるわけじゃないの。どう表現するかは、練習と環境で、ちゃんと変わっていく。あなたも、あなたのお子さんも、今日からちょっとずつ変えていけるのよ。


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