がんばっているのに空回る?結果重視が”疲れ”を生む理由
がんばってるのに空回る、なんだか楽しくない……そんなとき、実は過去の記憶が邪魔してるかもしれないの。結果重視の落とし穴と、本来の喜びを取り戻すヒント。
Original Article
キャシ天野さんの承諾をいただき、ブログ記事をLoveDecode流に再編集して掲載しています。オリジナル記事も合わせてご参照ください。
オリジナル記事:喜びって 結果重視と過程重視
はっきり言うとね、結果、結果って追いかけてばかりいる人ほど、ある時点でぴたっと動けなくなるのよ。
「なんでこんなに頑張ってるのに、ちっとも楽しくない」「昔は結果を出せてたのに、最近は何をやっても気が乗らない」――そういう声を聞くことがあるんだけど、実はこれ、深刻なサインじゃなくて、方向転換のサインなの。そろそろ、やり方を見直す時期よ、って。
過去の記憶が「焦り」を作り上げている
人って面白いもので、自分のことを「これが私」だと思っていても、じっくり見ていくと、過去の記憶がその人の言動を作り上げていることがほとんどなのよ。
結果を出さなきゃって焦る感覚、あるでしょ? あれ、本当にあなたの本音かしら。ちゃんと辿っていくと、「そうしないと叱られた」「失敗したら恥ずかしかった」――そういう子どもの頃の記憶が、今のあなたに「早く結果を出せ」って囁いていることが、案外多いの。
過去の記憶はもちろん助けにもなる。でもね、それが「怖れ」として機能し始めると、人の成長を邪魔するのよ。あなたを動かしてる力が「喜び」なのか「恐怖」なのか、ちゃんと区別できると、随分ラクになるわ。
子どもが「天才」な本当の理由
ちょっと思い出してみて。子どもって、歩くことを「目標達成」だと思って歩いてないでしょ。ただ立ちたい、ただ動きたい、それだけで、何度転んでも起き上がるの。
言葉だってそう。「正しく話さなきゃ」なんて思ってないから、間違えても恥ずかしいとも思わずに、ただしゃべる。だから驚くほど早く吸収できるのよ。語学習得に「向いている時期」があるのは確かだけど、それでも子どもの姿から学べることは多い。
あなたが何かに挑戦するとき、その動機はなんだった?「うまくやらなきゃ」「失敗したら笑われる」になってたとしたら、それはもう子どものときの純粋な力とは、ちょっと違うものになってるのよ。
「やってみた」こと自体を、もっと褒めていい
もし、失敗しても「工夫したね」「やってみたじゃない」って認めてもらえた経験があれば、あなたはひょっとしたら、もっと自分の正直な気持ちで動ける人になっていたかもしれない。
こんなふうに問いかけてみることがあるの。「そのこと、本当はやりたかったんじゃないの?」って。
やりたかったからやった、工夫してみた、うまくいかなかったけどやってみた――その事実そのものに、もっと誇りを持っていいのよ。結果が出なくても「あ、私ちゃんとやったな」って感覚を積み重ねていけると、人はどんどん自分の正直な気持ちで動けるようになっていくの。周りの目でも恥ずかしさでもなく、自分の正義に照らし合わせる勇気、とでも言うのかしら。
結果が出たときだけ「よかった」と思えるのと、やり続けること自体が静かな喜びになるのとでは、人生の密度がまるで違ってくる。そして焦りが手放せてくると、むしろ本来の資質が戻ってくることもあるわ。なんだか不思議なようで、これが人間というものなのよ。
うまくいかせようとするから、こじれる。少し肩の力を抜いて、「まずやってみた自分」を認めることから始めてみてもいいんじゃないかしら。