子どもが約束を守らない。そのイライラの正体
子どもが歯磨きも就寝時間も守れない。そのイライラ、実は親自身の「思い込み」から来てることが多いのよ。感情が爆発する前に、ちょっと立ち止まって
Original Article
キャシ天野さんの承諾をいただき、ブログ記事をLoveDecode流に再編集して掲載しています。オリジナル記事も合わせてご参照ください。
オリジナル記事:子どもが決めたことを、守ってくれないイライラ
子どもって、親が「これだけは守ってほしい」と思ってることに限って、ちゃんとやらないものよ。歯磨き、寝る時間。そんなに大変なこと?って思うでしょ。でも子どもにとっては、そうじゃないのよね。
あなたも、以前に比べたらずいぶん待てるようになってきた、と。それはちゃんと成長してるじゃない。でも、限界の時間を過ぎたり、最低限の約束が守れなかったとき、ブチッときてしまう――うん、そうよね。そこはまだしんどいわよね。
その「怒り」は、どこから来てるの?
はっきり言うけど、子どもへのイライラって、多くの場合、自分の親から受け継いできた「こうでないとこうなる」っていう思い込みから来てるの。あなた自身が「こうしなければダメだ」って刷り込まれてきた、その感覚が、子どもに向かってるだけ。
自分の親と同じように育てようとする、っていうのは人間の自然な癖なのよ。悪気があってそうしてるわけじゃない。でも、その癖に気づかないままでいると、怒りは繰り返されるし、子どもも「やらされてる感」の中で育つことになる。
押し付けられて守らされた子は、人にも不寛容になりやすいし、「自分はできない」っていう感覚をどこかに抱えたまま大きくなりやすいのよ。ちょっと怖い話でしょ。
全部できなくて当たり前、から始めてみて
じゃあどうするかって話だけど、まず、子どもは全部できないものだと思っておくことね。最初から。
そのうえで、歯磨きと寝ることだけ、ちゃんとやれるようにしていく。それで十分。「あれもこれも」じゃなくて、「これだけ」にしぼる。そのくらいシンプルにしてあげると、子ども自身が「できた」って体験を積めるの。
その積み重ねが、将来、いろんなことを自分の意志でサクサクできる力になっていくのよ。土台ってそういうもの。
できない前提でいれば、できなくてもそこまで腹が立たない。そして「できないのが当たり前」だから、どうしてもやらせたいことは、叱るんじゃなくて、何分前から声をかけるとか、ご褒美で動かすとか、そういうアプローチに切り替えてみる。
思い込みを手放すと、ずいぶん楽になるのよ
おもしろいのがね、そういう話をしていくと、「子どもへの接し方」だけじゃなくて、自分自身がずいぶん楽になるって人が多いこと。
「こうでないとダメ」「こうしないとこうなる」って先祖代々受け継いできた思い込みを手放すと、目の前の現実がまるで違って見えてくる。問題だと思ってたことが、たいして問題じゃなかったりね。
子育てって、つまるところ自分の価値観を見直す旅なのよ。特に今の時代、自由な価値観を持って生まれてきた子たちが増えてる。その子たちを、古い枠に押し込もうとすること自体に、無理があるの。
怒りを抑えようとするより、怒りの源にあるものを少しずつ解きほぐしていく。そっちの方が、あなたにとっても子どもにとっても、ずっとうまくいくから。