あなたの「ちゃんとやらなきゃ」が、いちばん邪魔をしてる
計画通りに進めないと不安な人、計画してもすぐ変わっちゃう人。真逆なのに、どっちも成功できるのには理由があるの。自分の「止めるさん」と向き合って、本来の傾向性を取り戻す話。はいはい、ちゃんと聞きなさい。
はいはい、また計画の話ね。
同じ仕事をしていて、優秀って言われる人たちに話を聞くと、面白いことに、やり方が見事に真っ二つに分かれるの。片方は、計画をびっちり立てないと身体が動かないタイプ。もう片方は、計画なんて立てたら立てたなりに、すぐ変えながらじゃないと進めないタイプ。真逆なのに、両方ちゃんと成功してる。
ふーん、不思議でしょ。でも不思議でもなんでもないのよ。
問題は、これがどっちのタイプかってことより、自分のタイプを知らずに「こうあるべき」に従い続けてること。あなたの中には「止めるさん」がいるでしょ。これはやっちゃダメ、それは常識的に変よ、って毎回ブレーキかけてくる、あの声。
「止めるさん」自体は悪者じゃないの。社会の中で生きていく以上、ある程度の規範意識は必要だし、それがあるから人は無茶をしすぎずにいられる。でもね、個人には必ず偏りがあって、その「止めるさん」の声が強すぎると、自分本来のやり方を踏みつぶしてしまうことがあるの。バランスを取り直す時期って、誰にでも来るのよ。
計画を立てても、すぐに変わっていっちゃう。最初に決めたはずなのに、気づいたら違う形になってる。そういう傾向がある人は、感覚を主体に、広い視野で物事を捉えるタイプ。常識にとらわれず、まず動いてみて、そこから調整していく時間をたっぷり取ることで、ちゃんと成果が出る人たちなの。
これを知らずに「計画通りにやらなきゃ」って自分を縛ると、計画を立てただけで終わっちゃう。動く前に力尽きるのよ。もったいないでしょ。
一方で、計画をきっちり立てて、その通りに進めないと気が済まないタイプもいる。こっちは、計画する段階であらゆる可能性を推測して、緻密にまとめていく資質を持ってる人たち。だったら、その緻密さを存分に使えばいいの。それが自分の力になるんだから。
どっちのタイプにも、当然、裏返しの苦しさがある。
感覚優位の人は、計画通りに進む生活そのものに息苦しさを覚えやすい。でも本当は、自分の直観がよくできていることを、もう薄々わかってるはずなのよ。ただ、ふと湧き上がった熱意とか意欲って、すぐ消えてしまうものもあるから、「これは乗っかっていい波」「これは少し時間を置いて見極めた方がいい波」を、自分なりに見分けられるようになっておくといい。
緻密派の人は、計画にこだわりすぎるところが課題になりやすい。本当は変えても何の問題もないことまで、変えると全体が崩れる気がして手を出せなくなる。計画が少しでもずれただけで頭が真っ白になる人、わかるでしょ。
そういうときはね、「今は計画通りじゃないだけで、慌ててるだけ。ここは欠けていても、進めて大丈夫」って、自分に言ってあげること。それだけで、ぐっと柔軟になれるの。
結局、どっちのタイプも、自分の傾向を知って、それを許してあげることが先なのよ。我慢して逆のやり方を続けても、ちゃんと結果は出にくいの。
自分の個性、もう少し信じてあげなさい。