好きな人には愛されないのに、物足りない人ばかり寄ってくる理由
物足りない人ばかり引き寄せてしまうのは外見や条件のせいじゃない。心にひきこもる癖が、実は相手の質を決めている。
Original Article
キャシ天野さんの承諾をいただき、ブログ記事をLoveDecode流に再編集して掲載しています。オリジナル記事も合わせてご参照ください。
オリジナル記事:恋愛をしても物足りないひとばかりが集まる、という御相談
「私を好いてくれる人はいるけれど、いい人でも物足りない。外見じゃなく内面が大事だとはわかっているのに、心が動かされない。自分が好きだと思える人には深く愛されない」――よくある悩みよね。
たしかに、つらいわよね。条件で選んでいるつもりはないのに、なぜか「もう少し何かが欲しい」と思ってしまう相手ばかりが近づいてくる。逆に、自分が心から惹かれる人には、なぜか深く愛されない。これじゃあ相思相愛なんて夢のまた夢、って思っちゃうのも無理ないわ。
でもね、これ、相手の質の問題じゃないの。あなたの中の、ある「癖」が引き寄せている話なのよ。
「物足りない」と感じた瞬間に、心が引きこもっていない?
簡単に言うとね、自分が「もう満ち足りている」という感覚を、自分でちゃんと作り出せる人には、ちゃんとそれに見合う人が寄ってくるの。
たとえば誰かと一緒にいるとき、相手の個性はそれぞれあっても、「ねえねえ、こういうことしてみようよ」って自分から楽しみを差し出せる人。そういう人のところには、ちゃんと物足りる感覚を返してくれる相手が集まってくるものなの。
逆に、物足りない、と感じた瞬間に「あーあ、まただ、なんだかなあ……」って、すっと心の中に引きこもる癖を持っている人がいる。これがあると、皮肉なことに、物足りる人をどんどん遠ざけてしまうのよ。物足りなさを感じたことそのものが悪いんじゃなくて、そのあとに心を閉じてしまう反応のほうが、次にやってくる縁を決めているの。
あなたの態度が、引き寄せる相手の態度を決めている
これ、面白いことに、いつも同じようなタイプの人ばかりが続けて現れる、ということがよくあるの。同じ性質の人が、まるで示し合わせたみたいに一週間のうちに固まって現れたりする。それくらい、「自分のあり方」と「寄ってくる相手のあり方」は、きれいに対応しているものなのよね。
「嘘つきなんて大っ嫌い」って、いつも顔をしかめて警戒している人は、不思議とそういう人を引き寄せてしまう。一方で、「え、これってこういうこと?」って疑問が浮かんだときに、構えずに正直に気軽に聞ける人には、自然と正直な人が集まってくる。これは当たり前のことなのよ。
うそつきばかりだ、と恨みを抱えていると、相手の言葉にちょっとでも引っかかりを感じた瞬間、「また嘘だ」と心に引きこもってしまう。そこには、おびえや恨み、怒りがじわじわと積もっていく。だから相手に過剰な期待をしたり、裏切られたと神経をとがらせたりして、結果として複雑な人間関係ばかりを引き寄せてしまうの。
でも、そういう癖がなければ、ただ普通に、正直に、気軽に人に尋ねられる。そして、それに対応してくれる人が関心を持ってくれるのは、ごく自然な流れなのよね。
本当の穏やかさが、物足りない関係を終わらせる
穏やかでいられる人が、穏やかな人を引き寄せるの。
ただし、ここで言う穏やかさは、人を怖がって遠慮しているだけの、見せかけの穏やかさじゃないわよ。本当の意味で、心の中が静かであること。びくびくしながら波風を立てないようにしている状態と、心から落ち着いている状態は、似ているようでまったく別物だから。
自分の中にある「またこの感覚だ」というこだわりに気づいて、それを少しずつ手放していくこと。すると、不思議なくらい、声をかけてくれる人のタイプ自体が変わっていくの。実際、自分が変わったことで関わってくる相手が変わり、新しいお付き合いが始まった、という報告をいただくこと、本当によくあるのよ。
物足りない、うまくいかない、と外側の相手のせいにしたくなる気持ちもわかる。でも、心が動かされない理由も、深く愛されない理由も、案外、あなた自身の中の小さなこだわりひとつで説明がついてしまうものなの。