「できる」って言わなきゃ仕事が来ないと思ってるあなたへ
「できない」と言えずにかえって信頼も依頼も減っていく——その悪循環を断ち切るには、できることとできないことを両方正直に伝える練習から。自分の限界を言葉にする習慣が、本当の信頼を生む話。
Original Article
キャシ天野さんの承諾をいただき、ブログ記事をLoveDecode流に再編集して掲載しています。オリジナル記事も合わせてご参照ください。
オリジナル記事:出来ます、と答えても、仕事が来ない
「これ、できる?」って聞かれて、できないのに「できる」って言っちゃう。それで結局、仕事を任せてもらえない。「またあいつ、口だけだったな」って思われてる気がして、暗い気持ちになる。契約社員だから、来年の更新にも響くんじゃないかってびくびくしてる。「できない」って堂々と言えるようになりたい——そんなに深刻にならなくていいから。
できないことを隠すから、信頼されない
長年いろんな人の話を聞いてきて、面白いことに気づいたの。人は皆、生まれながらに何かしらの課題を抱えてるんだけど、その課題をほんの少し変えるだけで、人生のいろんな方面が良くなっていくのよね。
でもその課題って、頭で理解しただけじゃダメなの。本人の中の「何か」が変わらないと、言われてること自体がピンとこない。だから簡単そうに見えて、実はその人にとっては結構な難題だったりするわけ。
あなたの課題はシンプルよ。「できる」って見せかけるのを、一切やめること。そして、できないと思われたときの怖さに、いちいち振り回されないこと。
できることと、できないことを、両方言う
言うのは簡単だけど、いきなりできるようにはならないでしょ。だから、まずは紙に書き出してみるといいの。「できること」と「ここは力不足」、両方ね。
正直、「力不足」って書くのも怖いと思うわよ。それを認めたら、みんなに見捨てられるんじゃないかって。その恐怖心が、いつも邪魔してくるんだから。
でもね、本当に大事なのはここ。「このホームページなら、この部分は私がやれます。でもこの部分は、私よりも別の人の方が適任です」とか、「ここはあまり手掛けたことがないので、こういう仕上がりになると思います」とか、できることとできないこと、その両方をきちんと言葉にして伝えること。
これができる人こそ、本当に「仕事ができる」人なの。逆に、両方をちゃんと伝えられないのは、実は無責任なことなのよ。
「できない」を隠す人ほど、できない人になる
できない、と言えないから無理をする。無理をするから、結局うまくいかない。そして「自分はできないから依頼が来ないんだ」っていう、自分が一番恐れていた状況を、自分の手で作り出してしまう。皮肉な話よね。
これから、本当に仕事ができる人たちと接するときに、よく観察してみて。彼らは「できません」とははっきり言わなくても、「ここはやりますけど、ここはご自身でお願いします」「この部分は、別の人の方が適任です」「これとこれが揃えば対応できます」というように、自分の限界をちゃんと、自分の言葉で伝えているものなの。
こういう言葉がすっと出てくるのは、「できないと思われたら終わり」っていう恐怖がないから。だから物事を冷静に、客観的に見られるのよね。あなたもいきなりそこを目指さなくていいから、まずは紙に書き出して、頭の中を整理することから始めてみて。十分な一歩よ。