「変わりたいのに変われない」本当の理由と、潜在意識の外し方
変わりたいのに変われないのは、意志のせいじゃないの。潜在意識に刻まれた「変わらない」プログラムの正体に気づくことが、本当の変化への近道よ。
Original Article
キャシ天野さんの承諾をいただき、ブログ記事をLoveDecode流に再編集して掲載しています。オリジナル記事も合わせてご参照ください。
オリジナル記事:変われない自分を徹底して変える 潜在意識の外し方
こういう話、ほんとうによく聞くのよね。「変わりたいと思ってるのに、変われない」って。いろんな本を読んで、何かを実践してみて、それなりに頑張ってるのに、気づいたらまた元の自分に戻ってしまう。一体なぜ、って。
はっきり言うけど、それ、意志が弱いのでも、努力が足りないのでもないのよ。
人間の第一の目標は、実は「変わらない」こと。おかしな話に聞こえるかもしれないけどね。国どうしの関係でも、個人の関係でも、深く植え付けられた考え方がどれほど変えにくいか——それを見ていれば、わかるでしょ? 同じことが、あなたの内側でも起きてるの。
「変わらない」という確信が、じつは感情だった
変われないでいる人には、あるパターンがあって。
何かやってみて、うまくいかなかったとき。「ほらね、やっぱり変わらないじゃん」という気持ちが、ごく当然のことみたいに湧いてくる。
この感覚、思い当たらない?
怒りだったり、諦めだったり、あるいは「そうだよね、まあ当然か」という妙に冷静な確信だったり。静かで、大げさじゃなくて、だからこそタチが悪い。
これ、感情なの。
「変わらない」という事実に見せかけた、感情。感情というのはね、事実じゃないものを事実に見せる力があるのよ。「どうせ変わらない」が真実でなくても、脳はそれを本当のことみたいに扱い始める。これが潜在意識に刷り込まれたプログラム、ってやつ。
おもしろいのがね、「変われない」と確信している人ほど、その確信を「当然の真実」と感じていること。つまり、変わらないことに誰より執着してるの。自分でも気づかないうちに、ね。
変われる人と変われない人、何が違うのか
ここが核心よ。
変わっていける人と変われないままの人、能力の差でも、環境の差でもないの。違いはひとつ——「変わらなかったこと」に意識が向くか、「変われたこと」に意識が向くか、それだけ。
変われていく人だって、うまくいかないことはあるのよ。でもその人たちは、そこで止まらない。「あ、でもここはこう変わったな」って、さらっと明るいほうに目を向けられる。脳が、自然にそっちへ動いていくのね。
逆に変われないでいる人は、変われたことを見つけるより先に、変わっていないことを見つけることが得意になっていく。そしてそれを「当然の真実」と感じてしまう。だから何をやっても、最終的に「ほらね、やっぱり変わらなかったでしょ」で終わるの。
変わりたいという気持ちは本物なのに、無意識のうちに変わっていないことの証拠を探している——そういうことが起きてるのよ。どう? ちょっと笑えるでしょ(笑)
潜在意識を動かすのは、分析じゃなくて「気づき」
じゃあどうすればいいのか、ね。
「また変わっていない」と感じた瞬間に、立ち止まってみて。
そのときの自分の気持ちを、ちゃんと観察するの。怒り? 諦め? それとも「そうだよね、当然か」という妙な納得感? どれでもいいんだけど、その感覚を、一度きちんと自覚してみること。
「あ、また変わらなかったことを見つけてる。変わらないのが当然だと信じ込んでる自分がいる」
それだけで、潜在意識はちゃんと動き始めるのよ。無意識にやっていたことが意識の上に上がってくると、自分で扱えるようになるから。
やりがちなのが、ここで「なぜ変わらないんだろう」とひたすら分析にはまること。分析してる間、実は何も動いていないのよ。頭だけ忙しくて、手が全然動いていない。それが癖になると、できることをしないまま、不安だけがたまっていく。
これはね、頭で理解するより、実際に感じてみないとわからないことでもあるの。一度気づきが起きると、それまで見えていなかった世界がいきなり違って見える。そういうものよ。
変えるのは、本当は難しくないの。ただ、眼の付け所が少し意外なところにある。「どうせ変わらない」が真実に見えているうちは、変化に気づく目が閉じているだけのことよ。
わかったら、少し肩の力、抜いてみて。変わろうとすることより先に、変わろうとしていない自分に気づくほうが、ずっと近道なんだから。