LoveDecode

彼のメールが気になって仕方ない、その正体

2026-06-25

はいはい、またその話ね。

何年も共依存の関係を引きずったあと、ようやく次の人と付き合えるようになった。それは認めてあげる。スマホをチェックする癖もやめられた。なのに、相手がメールしてると「誰と?」って気になって、でも聞けなくて、結局ためこんで爆発する――そういう話でしょう。

気にしていることは、引き寄せる。覚えておいて。それだけ気にしてしまうのは、あなたの人生にまだ片付いていない宿題が残っているからなのよ。

おもしろい話をするわね。今までの恋愛を振り返ってみると、わたしはメールをする人とそもそも付き合わないの。気が付いたら、あれ、そうだ、と。メールが好きじゃない人だったり、ネットにあまり入り込んでいない人だったり、仕事のメールなら「仕事だから」とその場で切ってくれる人だったり。それと、ほかの人に関心を持たないタイプだったから、こっちも気にする必要がそもそもなかった、というだけの話。

携帯を見て気になる、ということは、潜在意識のどこかに「捨てられるんじゃないか」「自分以外の誰かを好きになるんじゃないか」「裏切られるんじゃないか」という思いが潜んでる、ということなの。

これ、恋愛だけに出るわけじゃないのよね。もしかしたら「自分は大事にされていない」という怒りがいつもくすぶっていて、それが友だち相手だとがっかりに、異性相手だと怒りに変換されているだけかもしれない。そういう思い込みは恋愛の場で強く出るけれど、根っこはもっと前から、「自分は大事にされないかもしれない」という予測そのものなのよ。

不思議なもので、気にしていると、ちゃんとそういう人と出会ってしまう。自分が気にして、相手にやめてもらう、という関係をわざわざ作ってしまうわけ。頭では「いい関係を築きたい」と思っていても、実際には「捨てられたくないから捨てないで、私以外を大事にするのはやめて!」という怒りを表明できる相手を、無意識に選んで絡みついていく。

たとえば、愛されたいという望みが強ければ、暖かさや優しさに強く惹かれる。でも同時に「愛されていない」という痛みを抱えていたら、「前は優しかったのに、どうして」と絡まる関係を引き寄せやすくなる。

だから逆説的だけれど、気にならなくなる=裏切られると信じていない=そもそも違う関係に変わっていく、ということなのよ。気にならないふりをするテクニックもあるけれど、それは「気にしないふりをしたら相手が好きになってくれることもある」という、ちょっと苦しい無理のしかたでしかない。

だからといって、何も言わなければいいわけじゃない。率直に、正直に話せることって大事でしょう? ただそれが、自分の思い込みや痛みから相手を脅したり縛ったりする方向に転ぶなら、それは相手の問題じゃなくて自分が整理すべき自分の課題、ということ。

良い率直さというのは、「一緒にいるときにメールするのってどう思う?」と聞いてみること。これは単なる好みの話。「もうもう、つまらないよーぶうぶう」くらいの拗ね方なら、かわいくて愛されるものよ。本当はそのくらい、可愛くて愛される人なの。愛されないとしたら、それは自分の中の痛みが大げさに反応しているからにすぎない。

相手が失礼だったとか、もっと話したかったとか、そういう率直な気持ちはそのまま伝えていい。でも「自分は大事にされていない」という思い込みから生まれる怒りは、自分の中の錯覚が映し出されたもの。それは自分自身で整理するべき、自分の課題なの。

自分が整理しないといけない問題は、不思議とどれだけ必死に伝えても相手には伝わらない。「大事にされていない」という思い込みがなければ、メールをしない人と自然に付き合うようになるかもしれないし、メールをしていても気にならない自分になっているかもしれない。

さて、ここで一つ宿題を出すわね。彼がメールをしているとき、自分だけ仲間に入れてもらえていない気がする、自分は見過ごされている気がする――その感覚、出てくるでしょう? それを「彼のせい」にせず、ただ体の中で何が起きているか、書き留めておいて。

これは整理したい課題なんだ、とだけ思っておけばいい。実はこれ、けっこう深いところまでつながっている話。お母さんが「自分は大事にされていない」という思い込みを抱えて生きてきて、その課題があなたに巡ってきているのかもしれない。あるいは兄弟の中で自分だけ愛されていない、という僻みが昔あって、自分自身と安心してつながる練習がまだ済んでいないのかもしれない。

思い込みが外れると、あなたはもっと魅力的になる。相手のことが気にならなくなった瞬間、なぜか相手のほうが追いかけてくるようになる、なんてことも普通に起きる。不思議なものよね。

それと、相手がほかの女性ともメールをしているタイプだったら、もう一段別の理解が必要になる。誰とでもたくさん出会いたいタイプの人って、相手の価値とは関係なくそうしたいだけ、ということがあるから。

自分の中に「愛されないのは私のせい」という傷があると、そういう浮気性の相手と勝手につながってしまう。でも「相手がメールしたい人、女性が好きな人なのは私のせいじゃない」とわかっていれば、そういう人を選ばずに自分を大事にしてくれる人と出会うか、そういう人であっても気にせず愛されていく自分になるか、どちらかを選べる。

ただ、今すぐ全部うまくできなくても別にいいのよ。怒らないようにしようとしても、今はまだ無理でしょうし。聞きたくてしょうがないんだから、それでいい。

だったら、こう言ってみたらいいの。「わたし嫉妬しちゃうタイプだから、誰とメールしてるか教えてくれると安心する」って、協力をお願いするだけ。あくまで「自分が嫉妬深いから、申し訳ないけど」というスタンスであって、「お前が教えないからこうなるんだ、お前が悪い」という立場には絶対に立たないこと。

欠点があっても、うまくいっている関係なら、そこを正直に出し合えば、ちゃんと助け合えるものなのよね。

今は何もできなくても、いろんな経験を重ねていくうちに、「あれ、嫉妬するのが当たり前だと思っていたけど、これも思い込みだったのかも。もう少し楽になっていい恋愛をしよう」と思える瞬間がくる。そこから、ちゃんと扉が開いていくものだから。

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