「ない」と思って探すから、ないのよ
はいはい、またその話ね。
「彼に愛情がない」「お金がない」「私には魅力がない」――もう、何百回聞いたかわからないセリフよ。でも、ちょっと立ち止まって考えてみて。それ、本当に「ない」の? それとも、「ない」と思って探してるだけじゃないの?
探し物ってそうでしょ。あると思って探したら、ある。ないと思って探したら、ない。これ、誰でも一度は経験あるはずよ。鍵とか、財布とか。なのに、人生の大事な場面になると、なぜかみんな「ない」前提で探し始めるのよね。おもしろいわよね。
ある女性が、彼の気持ちが見えなくて不安だ、って話していたことがあったの。「彼、私のこと好きなのかな」って延々と。でね、よく聞いてみると、彼はちゃんと連絡もくれてるし、会う時間も作ってくれてる。なのに本人は「愛情がない」って決め込んで、彼に証拠を出させようと必死になってた。証拠なんて、出されても出されても、不安な人には足りないものなの。だって最初から「ない」って決めて探してるんだから。
お金の話も同じよ。「今お金がないから、したいことは諦める」って言う人、ものすごく多い。でもね、お金がないなら、別のやり方を探せばいいだけの話。形を変えれば、できることって意外とあるの。なのに「ない」に固まっちゃうと、その先の道が一切見えなくなる。視野が狭くなるのよ、文字通り。
魅力についても、似たようなことを話す人がよくいるわ。「痩せないと魅力がない」「変わらないと愛されない」って。でも、その人をよく見てみると、ちゃんと魅力的なところがある。本人だけが気づいていない。これも「ない」と思い込んで、その思い込みに沿った現実だけを集めてしまっているのよね。
多少、楽観的に考えられる人、つまり「今までも何とかなってきたな」っていう経験を積んでいる人は、「あると思って探したら、ある」を自然にやってるの。そしてそれを、周りの人にも分け与えられる。その人の人生は、ちゃんと変わっていくものよ。
私は大丈夫、って思っていられたら、彼にしがみつく必要もなくなる。しがみつかないから、本当に愛される出会いが来る。お金がなくても、したいことはできるんだ、と思っていたら、形を変えてちゃんとできるようになる。自分はそのままでいい、って知っているから、人とも安らいだ関係が築けるの。
今、本当はあるのに、見えていないだけ。「ない」っていう感じ取り方に焦らなければ、見えなかった道も、ちゃんと見えてくるようになるのよ。
わかったら、もう少し肩の力、抜いてみましょ。