大事にしてくれない人ほど、好きになってしまう理由
はいはい、またこのパターンね。
異性関係がうまくいかない人には、だいたい二つの型があるの。
一つは、自分から好きになった相手に、都合のいい女として扱われたり、遊び相手として扱われたりするパターン。もう一つは、自分に強く興味を持ってくる相手が、たいてい育った家庭に問題を抱えていて、母親との関係がこじれていたり、DV気質だったり、攻撃的だったり、人格的に難しいところがあったりするパターン。しかもそういう相手は、こちらが冷めて離れようとした瞬間、すごい勢いで罵倒してくる。
ここまで聞くと、「私の運が悪いんでしょうか」って言いたくなる気持ち、わかるわよ。でも、これは運の問題じゃないの。
離れようとすると激高する人、というのが既にヒント
考えてみて。離れようとされただけで激高する相手って、そもそも落ち着きのない人なのよ。自分に都合の悪いことが起きると、すぐ感情が爆発する。そういう人を見抜く目は、実はあなたにちゃんとあるの。問題は見抜く力じゃなくて、見抜いた後にどう動くか、ってところ。
そしてここがポイントなんだけど、そういう人ほど、なぜか強く惹かれてしまうのよね。これ、不思議でしょ。でも種を明かせば単純な話。
「これ、私がなんとかしてあげないと」というセンサー
あなたの中には、無意識のうちに動くセンサーがあるの。
「この人、ちょっとかわいそうだな」
「私が声をかけてあげないと」
「私が悪かったのかもしれない、なんとかしないと」
このセンサーが、ものすごく強い力で働く瞬間がある。それは、相手があなたを大事に扱わなければ扱わないほど、強くなるの。意地になる、というやつね。大事にされないほど、放っておけなくなる。これが、自分を大事にしない人にばかり強く愛情を持ってしまう、いちばんの理由よ。
ここで注目してほしいのが、このセンサーって、誰に対しても同じように働くわけじゃないってこと。育った環境の中で、自分を大事にしてくれなかった存在に似た雰囲気を持つ人ほど、このセンサーが強く反応してしまう。だから、「なんとかしてあげたい」という気持ちが湧いた瞬間こそ、立ち止まるサインなの。
これ、すごく強い力で「やらないと」って思わせてくる部分だから、気づかないとそのまま流されてしまう。だからこそ、ここを止める練習がいちばん最初の関門になる。
止めると、まず関係が減る。それでいい
このセンサーにブレーキをかけ始めると、最初に起きることは、お付き合いが減ることなの。
「あの人、なんとかしてあげないと」と思って近づいていた相手との縁が、すっと切れていく。これ、寂しく感じるかもしれないけど、悪いことじゃないのよ。むしろここからが本番。
センサーが静かになった分だけ、本物の縁と関われる力が育ってくる。止めることと、新しい関わり方を作ることは、実はワンセットなの。片方だけやろうとしても、うまくいかない。
異性は「対等」であるという感覚を持つこと
もう一つ大事なのが、異性同士をどうしても「争い合う関係」として捉えてしまう癖。これがあると、関係はどうしても緊張したものになる。
そうじゃなくて、異性というのは完全に対等な存在だ、という感覚を自分の中に入れていくこと。上に立とうとも、下から救おうとも、どちらも対等じゃない関わり方なの。対等っていうのは、相手を心配して動かされることでもなく、相手に評価されようと頑張ることでもなく、ただ同じ高さで隣に立っていること。
心地よさを基準にする
「これをしてあげないと」というセンサーで動かされる関係から、「これは心地いいから一緒にいる」という関係へ。この移行が、結局はいちばんの近道になるの。
最初に、自分を雑に扱う人に対して湧いてくるあの感覚を止めること。次に、そこで生まれた余白に、心地よさを基準にした新しい関わり方を育てること。この二つを同時にやっていく。
止めるだけだと寂しくなるし、新しい関わりだけ探しても、古いセンサーがまた同じ相手を選んでしまう。両方並行して進めることで、ちゃんと違う流れに乗っていけるようになるの。
うまくいかない関係を何度も繰り返してしまうのは、あなたが悪いからじゃない。ただ、無意識のセンサーの設定が、ちょっとずれてるだけ。気づいたら、もう半分は終わってるようなものよ。