焦らず待てる人に、豊かさは育つ
2026-06-25
はいはい、またその話ね。
「今すぐこれをしないと」「絶対に今日中に」って、焦ってるあなた。気持ちはわかるけど、それ、いちばんやっちゃダメなやつよ。
本を書くとするでしょう? 書き終えた瞬間に「何万冊も売れてほしい」って思っちゃう。でもね、何冊か本を書いてきた身から言わせてもらうと、その焦りこそが一番の邪魔者なの。
仕事でも、なんでもそう。「今これをやらなきゃ、じゃないとこうなる」っていう考え、まずそれを手放しなさい。今できることは、今できることだけ。思い浮かばないなら、思い切って横に置いておく。寝かせておく。そのくらいの余裕がないと、不思議と熟成が進まないのよ。
ワインと同じ。「早く早く」って焦ったところで、苦みが出るだけ。熟成は急かされて進むものじゃないの。
頭がぐるぐる働きっぱなしだと、新しいものは生まれてこない。むしろ、他のことに一生懸命になっているときにこそ、答えはふっと出てくるものなのよね。
時間がかかるように見えても、結局はそのほうが早い。焦って考え続けてしまう人は、そういうことが自然にできている人のそばにいて、自分の意識のほうを変えていく。それも、ひとつの方法よ。
豊かさってね、急かして掴みにいくものじゃなくて、焦らず待てる人のところに、ちゃんと熟成して育っていくものなの。わかったら、もう少し肩の力、抜きなさい。